2007年09月04日

病院でのペットの安楽死は

安楽死は飼い主にとっては一言で語ることは実際は不可能なことです。重大な決断であり、また個々のケースにより状況は異なるのです。ただ病院でのペットの安楽死は苦しみを伴う不治の病気、もしくはペットの治療にかかる費用が飼い主にとって大きな負担となる場合に行われます。方法は麻酔薬の静脈内注射し1分ほどで、眠るように息を引き取ります。日本と比べるとアメリカでは安楽死を選択することが多く見受けられます。痛みを伴っているのがわかる場合、金銭的・肉体的に面倒が看られなくなる場合、半身不随など症状に快方が見られない場合このような場合、病院において即断で安楽死を選択することもあります。
言葉を全くしゃべれない動物に安楽死の選択することはできません。するのはペットの飼い主です。それゆえ、多くの迷いも生じます。しかし手術や薬の服用で改善できるのかどうかは、医者にも確率でしか判断できないことでもあります。飼い主がペットの生を決めるということは家族がペットともに人生を充分に生きてきたかということへの問いかけです。周囲の家族が同じようにペットを精一杯かわいがってきていたかということでしょう。
アメリカのペット葬儀は、アメリカのペットの死後処置は、一般にペット火葬と自宅の庭への埋葬が一般的といいます。ある動物病院の顧客の統計では、ペットの死後90%が火葬を選択するという。ペット火葬には、個別火葬と複数まとめてのグループ火葬があります。ニュージャージー州のペットランド墓地の火葬場では、猫の個別火葬は180ドル、グループ火葬は44ドル、グループ火葬された遺骨は共同墓地に埋められます。
家から見える場所に埋葬したいとしても大型の動物の遺体を埋めるには様々な難しさがあります。近隣に不快な臭いで迷惑がかからない位広い庭があるか、建物が離れていること、もちろん公園や道路などに埋めることは法律で許されていません。また土壌や水質の汚染に影響がないことです。その場合臭いが気にならない位深い穴を掘ること、これらが可能であれば、家族がいつまでも見守れる場所にお墓を置くことができるのはペットにとっても一番幸せなことかもしれません。


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Posted by ユウタ at 23:45 │ぺっと葬祭