2007年07月31日

その亡骸を目前にして

家族の一員として大切に育て一緒に生きてきたこの子。 その亡骸を目前にしてどうすればよいのか? この子の亡骸はどう埋葬してあげるのがよいのか? 悲しみで一杯の中、最後にこの子に出来ることを ここからは考えていきましょう。人間には墓地埋葬法があり墓地に遺骨を埋めるように取り決められています。しかしペットにはそのような法律はありませんので飼い主であるあなたが考えて、どのように葬るかを決めていかなければなりません。
言葉を全くしゃべれない動物に安楽死の選択することはできません。するのはペットの飼い主です。それゆえ、多くの迷いも生じます。しかし手術や薬の服用で改善できるのかどうかは、医者にも確率でしか判断できないことでもあります。飼い主がペットの生を決めるということは家族がペットともに人生を充分に生きてきたかということへの問いかけです。周囲の家族が同じようにペットを精一杯かわいがってきていたかということでしょう。
忙しさのあまりなかなかペットの納骨堂へ行ってあげれない場合は飼い主さんのご自宅へお骨を祀る方が結局はいいような気がします。最初は個別納骨をしていたけど、可愛がっていたペットのためにやっぱりお家に持って帰ってきたと言われるペットの飼い主も多いものです。ペット霊園・ペット葬儀社によっては、慰霊祭や法要、冥福を祈る追善供養などを毎月・季節ごとに執り行っているところもあります。基本的に、慰霊祭や法要は仏壇の前で僧侶が読経して、参列者が焼香します。
なのでハムスターや小鳥など比較的小さなペットであれば、庭に埋葬たという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?では猫や小型犬、柴犬などの中型犬、それより大きな動物たちはどうやって埋葬するのでしょうか?広い土地を所有している方ならともかく、庭に大きな穴を掘りそこにペットを埋葬するというのも大変なことなんです。やはりペットを火葬してお骨にしてもらう事が現実的になると思います。ましてマンションやアパートなどに住んでおられる方は、ペットを共有地に埋葬するわけにはいかないので、ペット霊園やペット葬儀社に依頼される方が増えてきているそうです。それに伴い、ペット霊園やペット葬祭社の数もかなり増えてきています。



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Posted by ユウタ at 18:55 │ぺっと葬祭